フリーターからの就職に役立った資格 1位は「簿記」、2位以下は?:200人強に聞いた(1/2 ページ)
ビズヒッツは、フリーターから資格を生かして就職した人に「就職活動で役立った資格に関する意識調査」を行った。フリーターからの就職に役立った資格1位は「簿記」だった。
求人情報サイトを運営するビズヒッツ(三重県鈴鹿市)は、フリーターから資格を生かして就職した人を対象に「就職活動で役立った資格に関する意識調査」を実施した。フリーターからの就職に役立った資格1位は「簿記」(25人)だった。
2位は「医療事務」と「介護職員初任者研修」(12人)、4位は「調理師免許」と「MOS」(10人)だった。
1位の「簿記」と答えた人からは、「経理職の応募資格で『実務経験がなくても2級を取得していれば可』という企業が多かったから」(就職時29歳女性)、「会計事務所の求人に応募するための必須資格だったから」(同41歳男性)という声が寄せられた。簿記2級以上という条件をつけている会社もあるが、「3級でも有利になった」という回答も聞かれた。
2位の「医療事務」と答えた人からは、「受付事務だけではなく、請求事務もできる人を募集していたから」(同27歳女性)、「求人募集の必須資格だったから」(同36歳女性)という声が聞かれた。「経験者優遇の求人が多いなか、未経験からの応募だったので資格は必須と思い取得した」という体験談もあった。
同じく2位の「介護職員初任者研修」と答えた人からは、「持っていればある程度専門性があると思ってもらえるから」(同20歳女性)、「(資格を)持っている人の優先採用だったから」(同33歳男性)というコメントが寄せられた。介護関係の資格では「ケアマネージャー(介護支援専門員)」「介護職員実務者研修」を挙げた人もいた。
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