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居酒屋の倒産、過去30年間で2番目の多さに 約半数がコロナ関連:東京商工リサーチ調べ(2/2 ページ)
東京商工リサーチの調査によると、飲食業の1〜11月の倒産件数は累計596件に達した。居酒屋については、過去30年間で2番目の多さとなった。
都道府県別、都心部は減少
都道府県別では、増加が13県、減少が28都道府県、同数が6県だった。
増加は、青森(3→5件)、岩手(1→3件)、山形(1→3件)、茨城(6→15件)、栃木(9→14件)、長野(4→7件)、石川(8→9件)、兵庫(44→49件)、鳥取(1→2件)、島根(2→4件)、山口(10→15件)、香川(1→2件)、長崎(2→4件)。
一方、東京(129→74件)、愛知(76→36件)、大阪(146→94件)の東名阪ほか、北海道(18→16件)、広島(20→15件)、福岡(39→26件)など都心部は、軒並み減少した。
地区別では、全地区で前年同期を下回った。東北(前年同期比6.2%減)と中国(同4.7%減)は、減少率が1ケタにとどまっており、地域格差が生じている。
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