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EMSって胡散臭さい? 科学で脱却の「SIXPAD」に聞く、次の狙いとは?家電メーカー進化論(3/7 ページ)

EMS機器ブランド「SIXPAD」を手掛けるのは、東証マザーズに上場するMTG。EMSの世界的権威である京都大学 森谷敏夫名誉教授の支持を仰いでEMS市場に参入し、市場を代表するブランドへと成長。SIXPADブランドの今後の事業展望などを、ブランドマネージャーの熊崎嘉月氏に聞いた。

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 さらにSIXPADの開発には、もう1人の立役者がいる。元ポルトガル代表のサッカー選手クリスティアーノ・ロナウド氏だ。MTGの他ブランドで関係があったことで、企画を提案する機会を得た。

 実際に開発へ参加してもらい、氏のトレーニングメソッドを製品の利用方法へ反映。“高負荷をかけて休む”を繰り返す、1日1回23分のトレーニングプログラムを開発し、SIXPADのコアテクノロジーである「CMM Pulse」が出来上がった。

 そして15年にSIXPADの初最初のモデル「Abs Fit」と「Body Fit」が発売された。発売後、右肩上がりで販売台数は増加。さらに腹筋だけでなく、大腿筋や大胸筋などさまざまな筋肉を鍛えられる製品を追加。現在のシリーズ累計販売台数は250万台(15年5月〜21年2月SIXPAD EMSシリーズ実績)を突破する大ヒット商品となっているのだ。


SIXPADシリーズ最初の製品となった「Abs Fit」

最初の製品「Abs Fit」を15年に発売後、アイテム数を増やし、18年からは本格的なトレーニングができるサービスもスタート。21年からのさらなる拡大が見込まれている

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