バンダイ、秋葉原に“景品用フィギュア”の展示スペース 狙いは?:常時50体以上を展示
バンダイスピリッツが12月18日、東京・秋葉原の商業施設に、アミューズメント専用の景品フィギュアを展示する「BANPRESTO LAB」をオープンする。
BANDAI SPIRITS(バンダイスピリッツ)が12月18日、東京・秋葉原の商業施設「SEEKBASE AKI-OKA MANUFACTURE(シークベース アキオカ マニュファクチュア)」に、アミューズメント専用の景品フィギュアを展示する「BANPRESTO LAB(バンプレスト ラボ)」をオープンする。アミューズメント施設以外でユーザーとつながる場として活用する狙い。
BANPRESTO LABでは、クレーンゲームなどのアミューズメント専用景品を展開する「バンプレスト」の最新フィギュアを常時50体以上展示する。景品は通常、紙箱のパッケージに入っていることが多く、獲得前に中身を見る機会が少ない。そこで同施設では、同社がこだわって制作したフィギュアゆっくり見ることができるようにした。
展示スペース中央には、クレーンゲーム機を模したジオラマ展示台を2台設置。期間ごとに商品の世界観を表現した展示企画を予定している。壁面の商品ケースのデザインには「面白いものや好きを中に凝縮する」という意味を込めた。
また、ユーザーとのつながりを深める仕掛けとして、気に入った商品には、ケース下部に設置したハートマークのボタンを押すことで、“好き”を表現できるようにした。
オープン時は、デフォルメフィギュアの「Q posket(キュー ポスケット)」シリーズや、繊細な造形クオリティーが特徴の「Grandista(グランディスタ)」シリーズ、手のひらサイズの宝物をコンセプトにした「World Collectable Figure(ワールド コレクタブル フィギュア)」シリーズなどを展示する。
敷地面積は約44.29平方メートル。入場は無料で、営業時間は午前11時〜午後8時。年末年始を除き無休で営業する予定としている。
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