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東京ドームがDX強化の大規模リニューアル、2022年3月に稼働:大型メインビジョンは約4.4倍に(1/2 ページ)
読売新聞グループ本社ら4社は、東京ドームの大規模リニューアル計画を発表した。過去最大規模の改修になるという。主なリニューアルポイントは?
読売新聞グループ本社、読売巨人軍、東京ドーム、三井不動産は12月13日、東京ドームの大規模リニューアル計画を発表した。2022年3月のオープン戦から稼働開始を予定している。
面積約4.4倍の大型メインビジョン
リニューアルの目玉となるメインビジョンは、面積が従来比で約4.4倍に拡大。フルカラーLEDで、画質もメインビジョンとしては国内プロ野球場最高レベルになるという。
メインビジョンとともに導入する送出制御システムにより、音楽や照明と連動した映像や静止画の演出表現、アニメーションなどの動きを交えた特殊効果のほか、外野フェンス上部リボンビジョンや場内コンコースのデジタルサイネージと連携したコンテンツ発信も可能となる。
ライト側/レフト側の外野フェンスにはそれぞれ、フルカラーLEDの映像送出装置(リボンビジョン)を設置する。約4メートルの外野フェンス高に対して上部約3分の1にあたる1.28メートルがリボンビジョンとなり、メインビジョンと連動してより臨場感のある観戦体験を届ける。
東京ドーム場内のLED照明器具約650台をDMX(DMX512)連動によって制御するシステムも導入。DMXは照明器具の調光などの制御を行うための通信規格で、DMX連動したシステムを構築することで、照明器具1台1台を個別に制御し、メインビジョンの映像や音響と連動させた照明パターンの再生が可能となる。
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