ヒーター機能付き、車のハンドルカバー誕生 コードレスで安全性に配慮:選考予約受付を開始
ドライブレコーダーなどを販売する昌騰は、「ヒーター機能付きハンドルカバー」の先行予約受付をクラウドファンディングサイトにて予約受付を開始した。安全性に配慮したコードレスタイプとなっている。
ドライブレコーダーなどを販売する昌騰(大阪府岸和田市)は車用の「ヒーター機能付きハンドルカバー」の先行予約受付をクラウドファンディングサイト「Makueake」にて開始した。運転中の寒さを解消する商品として訴求する。
商品の特徴としては、コードレス式でハンドルにはめ込むだけで、全体が温かくなる点。以前からヒーター付きのハンドルカバーは販売されていたものの、電源をシガーアダプターから取っていたため、ハンドルを回すとコードが絡まるという危険性があった。コードレスにすることで、安全性を担保しつつ、快適なドライブを実現する商品だ。
ワンタッチでヒーターがつけられるだけでなく、温度制御機能を搭載しており、人体に快適な温度を維持する。高精度温度センサーにより、加熱モードでも40度以下に制御する機能が備わっている。
ハンドルカバーの内部で使われている内部補強材質は、国際標準の製造基準に準じた引張強度に設定。加熱材料はエナメル線12本と断線防止ワイヤーによって巻かれていて、製品の引張強度を向上させながら安定した加熱を確保する仕組みを採用した。
ヒーターホストは、スライドレール構造・磁気式を採用し、簡単に取り付け・取り外しできるようにした。ハンドルカバーは、抗菌剤質を採用したレザーメッシュデザインにした。カーボンファイバーレザーは汚れを防止し、滑り止め、摩耗に耐え、握り心地がよくオールシーズン使えるようなデザインを意識した。また、ヒーターホストを外して、通常のハンドルカバーとしての使用も想定しているという。
用意したハンドルカバーは、O型とD型の2パターン。直径37〜38センチのハンドルに適合する。12月17日時点でのMakuakeでの最低価格は両ハンドルともに39%オフで9350円となっている。支援販売期間は12月17日〜2022年1月16日。
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