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インデックス投信「eMAXIS Slim」純資産2兆円突破
三菱UFJ国際投信は、インデックスファンド「eMAXIS Slim」シリーズの純資産総額が12月16日に2兆円を超えたと発表した。4月に1兆円を超えてから、8カ月間で倍増した。
三菱UFJ国際投信は、インデックスファンド「eMAXIS Slim」シリーズの純資産総額が12月16日に2兆円を超えたと発表した。4月に1兆円を超えてから、8カ月間で倍増した。月間1000億円前後の資金が流入した。
同シリーズは、「業界最低水準の運用コストを将来にわたって目差し続ける」というコンセプトを持つ、低コストインデックスファンド。13種類のファンドをラインアップするが、伸びをけん引するのは米国株価指数S&P500に連動する「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」だ。純資産総額は単体で8984億円あまり。7月から、つみたてNISA対象ファンドとして最大規模となり、さらにETFを除く公募株式投信全体でもトップ3に入っている。
つみたてNISAは、投資対象の多くがインデックスファンドであり、コロナ禍の米国株高も相まって、同種のファンドの多くが純資産残高を伸ばした。SBIアセットマネジメントの「SBI・V・S&P500インデックスファンド」も、2019年9月のスタートながら、純資産残高は4000億円を超えるなど、資金が流入している。
【訂正:12月23日 SBI・V・S&P500インデックスファンドの純資産総額は4000億円超です。お詫びし訂正いたします。】
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