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ファミマが掲げる“無人1000店” 小型・無人化で開拓する新たな商圏とは?出店を加速(4/4 ページ)

コロナ禍の影響もあって注目を集めている無人決済店舗。その導入で1歩リードしているコンビニが、ファミリーマートだ。なぜファミマは導入を加速させているのか。担当者に聞いた。

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一部店舗では陳列作業も省人化

 無人決済システムの導入の他に、省人化に向けた新たな取り組みとして、11月に、バックヤード内で飲料を補充するロボット「TX SCARA」を「ファミリーマート経済産業省店」(東京都千代田区)に導入した。

 Telexistence(東京都中央区)が開発したロボットで、独自AI「Gordon」を搭載。店舗の過去の販売実績データを学習することで、商品の売れ筋に合わせ、陳列タイミングを最適化する。1日で約1000本行われる飲料陳列業務を従業員に代わり担うことができる。

ファミマ
飲料の陳列業務を従業員に代わり担うロボット「TX SCARA」

 無人化、省人化に向けた動きを加速する同社。もちろん、緊急時の対応や衛生管理などは、今まで以上に徹底する必要がある。無人決済型店舗がアフターコロナのスタンダードとなるのか、これから真価が問われる。

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