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休職と復職を繰り返す社員を“解雇”できる? メンタル不調に対し、会社が取るべき対応は:弁護士・佐藤みのり「レッドカードなハラスメント」(1/2 ページ)
「メンタル面の不調を理由に休職の申し出があったが、認めるべきか」「復職の申し出があったが、今すぐ復帰させて良いのか」「休職と復職を繰り返す従業員がいるが、仕事にならない。辞めさせることはできないのか」──ハラスメント報告を受けた企業が直面するさまざまな問題について、検討します。
連載:弁護士・佐藤みのり「レッドカードなハラスメント」:
ハラスメント問題やコンプライアンス問題に詳しい弁護士・佐藤みのり先生が、ハラスメントの違法性や企業が取るべき対応について解説します。ハラスメントを「したくない上司」「させたくない人事」必読の連載です。
前回の記事「『ウソみたいな被害』を訴えるパワハラ被害者 メンタル不調が疑われるが、会社はどう対応すべき?」でご紹介した通り、ハラスメントと従業員のメンタルヘルスは、切っても切れない関係です。
それでは、ハラスメントなどが原因となり、従業員が心の不調を抱えてしまった場合、会社としては、どのような労務対応をとればよいのでしょうか。
「メンタル面の不調を理由に休職の申し出があったが、認めるべきか」「復職の申し出があったが、今すぐ復帰させて良いのか」「休職と復職を繰り返す従業員がいるが、仕事にならない。辞めさせることはできないのか」など、会社が直面するさまざまな問題について、検討します。
労働者が心身の健康を害した時 会社に必要な対応とは
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