東京・品川に“次世代賃貸マンション”、スマホで来客応対が可能 NTT都市開発:ウエリスアーバン品川タワー
NTT都市開発は次世代大規模賃貸マンション「ウエリスアーバン品川タワー」を完工した。
NTT都市開発(東京都千代田区)が、東京都港区に大規模賃貸マンション「ウエリスアーバン品川タワー」を完工したと発表。1月21日より内覧の予約を受け付けている。同マンションでは、顔認証やスマートフォンで完結するインターホンシステムを採用していて、次世代型の賃貸マンションとして訴求する。
品川駅から徒歩10分に位置する同マンションは、鉄骨・鉄筋コンクリート造、地上24階・地下1階建てで、総戸数は305戸。同社が2003年竣工の中古物件を買取り、共用部・専有部空間の大規模リニューアルを実施してきた。
一般賃貸住戸だけでなく、家具家電付き住戸など、さまざまなバリエーションのプランを用意。また、運河沿いの中庭テラスを臨むロビーラウンジや、内廊下などのホテルライクな共用部に加え、ニューノーマルに対応した取り組みを実施した次世代型の住空間を提供するとしている。
次世代型の取り組みとして、不動産向けシステムを開発するライナフ(東京都文京区)の「ライナフGate インターホン」を国内で初めて採用。外出先からもスマートフォンで来客の確認や応対、遠隔でエントランスを解錠できるシステムを取り入れた。
あわせて、顔認証システム「ライナフGate」を導入。マンションエントランスの自動ドアを顔認証で解錠でき、鍵を取り出すことなく手ぶらでエントランスを通過可能とした。
最上階にはテレワークに対応したワークラウンジを用意。スパ・サウナやフィットネスジムも完備した。また、コンシェルジュによるフロントサービスを提供し、クリーニングや宅配の取次なども対応する。
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