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お仕事と“推しごと”を両立! SNSで話題の「推しごとバッグ」はなぜ生まれたのか3分インタビュー(1/3 ページ)

エレコムが、お仕事と“推しごと”を両立できる「推しごとバッグ」を発売した。SNS上で話題となっている商品はなぜ生まれたのか。担当者に聞いてみた。

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3分インタビュー:

 「SNSで話題のあの商品はどうやって開発したの?」「なぜこの会社はこんな取り組みを進めているの?」ちょっと気になっていた企業の“なぜ”をコンパクトに紹介します。

 サービスや製品に込めた思いや苦労話など、担当者にしか分からない「裏側」を徹底取材。仕事が忙しくて、じっくりと情報を得ることができない人でも読めるよう、できるだけ簡潔にまとめています。テレワーク中の息抜きや移動時間、就寝前に「3分インタビュー」でサクッと情報収集!

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 キャラクターの缶バッジやストラップをたくさんつけたカバンを見たことはないだろうか。通称「痛バッグ」と呼ばれ、好きなキャラクターやアイドルの“推し活”をする人達の間で広まっている。

 「推し(好きな人やモノ)」をアピールし、応援する気持ちを前面に表現するツールとして痛バッグはあるわけだが、ビジネスシーンではなかなか適さない。“仕事”も“推し活”も全力で頑張りたい! そんな人に向けたバッグがSNS上で話題となっている。

 エレコムが1月下旬に発売した「推しごとバッグ」だ。一見すると普通のバッグパックだが、可動式の透明窓を展開することで、バッジやキーホルダーを付けた面が前面に推しだせる仕様とした。(関連記事

推し活
エレコムが発売した「推しごとバッグ」(画像はバックパック 提供:エレコム)

 バッグ前面にはファスナーポケット、側面には伸縮スリーブポケットやサイドファスナーポケットを備え、荷物の出し入れがしやすいように工夫。内部にはクッションを内蔵したスリーブポケットを採用し、15.6インチまでのノートPCやA4サイズの冊子、書類なども収納できるようにした。

 また、バッグ底面には硬質芯材を搭載することで変形しにくくするなど、使い勝手にもこだわった製品だ。

 SNS上では「つい興味がわいちゃった」「ええかも」「仕事帰りにライブとか控えていたら頑張れそうでいいな」といった声が挙がっている。

推しごとバッグ
可動式の透明窓以外の部分にもこだわりが

 エレコムといえは、PC周辺機器などを手掛けているイメージがあるが、25年以上前からバッグの製造・開発を行っている。PCキャリングバッグのほか、機能性を高めたビジネスバッグなどが主力商品だ。

 「“オタ活”を前面に打ち出して訴求する商品は当社として初めてです」と話すのは、商品開発部 モバイル&サプライ課 サプライチームリーダーの森本和喜さんと、同チームの大嘉真伍さん。話を聞くと、発案した大嘉さんの熱い思いが込められた製品のようだ。

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