コラム
「関西シウマイ弁当」を手にするために行列! 担当者に開発秘話を聞いた:週末に「へえ」な話(4/4 ページ)
崎陽軒の「シウマイ弁当」を食べことがある人も多いのでは。日本で最も売れている駅弁だが、これとよく似た弁当が登場した。その名は「関西シウマイ弁当」。JR姫路駅で販売したところ、行列ができるほどの人気ぶり。駅弁を製造している「まねき食品」の担当者に、開発の裏話を聞いたところ……。
数年後のデータが気になる
関西シウマイ弁当は現在、6カ所で販売していて、週末は300個ほど売れているという。今後は大阪駅などにも販路を広げていきたいようである。
ところで、シュウマイの消費量ってどうなっているんだろう? ふと気になったので、総務省統計局のデータを調べると、都道府県別の年間消費量を見つけた。それによると、1位は「神奈川県」で860円。この結果には納得だが、姫路がある兵庫県は何位だろうか。18位で299円。
現状、金額にして3倍近くの差があるが、関西シウマイ弁当のファンが増えていけば、ランキングが上昇するかもしれない。数年後のデータが気になるところである。
関連記事
- キユーピーの「ゆでたまご」が、なぜ“倍々ゲーム”のように売れているのか
キユーピーが販売している「そのままパクっと食べられる ゆでたまご」が売れている。食べことも、見たことも、聞いたこともない人が多いかもしれないが、データを見る限り、消費者から人気を集めているのだ。なぜ売れているのかというと……。 - 売り場を減らしたのに、なぜ崎陽軒のシウマイはバカ売れしているのか
東京や新横浜で新幹線に乗ると、車内でビールを飲みながら「シウマイ」を食べているサラリーマンをよく目にする。崎陽軒の「シウマイ弁当」だ。駅弁市場は縮小しているのに、なぜシウマイ弁当は売れているのか。その理由を、同社の担当者に聞いたところ……。 - 「東京チカラめし」が香港で大当たり! 想定の2倍で売れている理由
かつてブームを起こした牛丼チェーン「東京チカラめし」が、香港に進出している。2021年6月に1号店をオープンしたところ、連日行列ができるほどの盛況ぶり。日本での店舗数は激減したのに、なぜ香港でウケているのだろうか。 - 「うまい棒」はなぜ42年間も「10円」をキープできたのか
「うまい棒」が10円から12円に値上げをする。42年間も値上げをしてこなかったので、「よくがんばった」「すごい」といった声が出ているが、そうした言葉で片づけてよいのだろうか。筆者の窪田氏は違った見方をしていて……。 - “売れない魚”の寿司が、なぜ20年も売れ続けているのか
魚のサイズが小さかったり、見た目が悪かったり――。さまざまな理由で市場に出荷されない「未利用魚」を積極的に仕入れ、宅配寿司のネタにしているところがある。しかも、20年も売れ続けていて……。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.