ニュース
スキージャンプ金・小林陵侑選手の原動力はサウナ 世界の市場規模は?:サウナと五輪の意外な関係も(2/2 ページ)
北京五輪のスキージャンプノーマルヒルで金メダルを獲得した小林陵侑選手が、無類のサウナ好きを告白し、Twitterで話題になっている。
世界のサウナ市場、2027年までに5800億円規模に成長か
日本サウナ総研が全国の男女1万人を対象に実施した「日本のサウナ実態調査2021」によると、コロナ禍などの影響で、利用者数は2584万人(23.9%)と17年の調査開始以来最低を記録した一方、月4回以上サウナを利用する「ヘビーサウナー」は339万人(3.1%)となり、19年以来微増しているという。
サウナ・スパ健康アドバイザーのヒロポン(@hirohiro3)さんが17年に自主制作した「全国サウナマップ」のデータでは、日本国内には5530カ所(20年1月時点)のサウナが存在するとしている。
サウナの経済規模も世界で拡大傾向にある。米国の調査会社Report Oceanは21年11月に「世界のサウナ・スパ市場は27年までに50.4億米ドル(約5796億円)に達し、21〜27年で5.28%以上の成長が見込まれている」とするレポートを発表している。
関連記事
- ライバーの飯田祐基会長、違法賭博疑惑で辞任 提携先のUUUM「違法行為関知してなかった」
ライブ配信事業などを手掛けるライバーは創業者の飯田祐基会長が辞任したと発表した。飯田会長に浮上していた違法賭博疑惑を受けての対応とみられる。同社は一連の疑惑について「一切の関与をしておらず、関知もしていない」としている。 - 宇野昌磨選手と“りくりゅう”ペアの足元支えた国産ブレード 創業95年の老舗メーカーが挑んだ初五輪
メダルラッシュとなったフィギュアスケートで、宇野選手と“りくりゅう”ペアが着用したスケート靴のブレードは、愛知県内のメーカーが手掛けた国産品。従来の海外製ブレードよりも耐久性が強く、選手からは高い評価を得ている。開発の経緯などを聞いた。 - 北京五輪のメダル獲得数ランキング 3位「ドイツ」、2位「ROC」、1位と日本の順位は?
2月20日に北京五輪が閉幕し、各国のメダル獲得数が確定した。国際オリンピック委員会(IOC)が発表したランキングによると、1位は「ノルウェー」で、メダル数・金メダル数ともに1位だった。メダル数2位は「ROC」(ロシアオリンピック委員会、総合9位)、同3位は「ドイツ」(総合2位)だった。日本は同6位(総合12位)だった。 - 男子モーグル「銅」の堀島選手支えた国産ブーツ “平昌の悲劇”から4年、逆襲の開発劇
北京五輪で日本勢第1号のメダルとなる銅メダルを獲得した、フリースタイルスキー男子モーグルの堀島行真選手。メダル獲得を足元で支えたのが、日本企業が開発した国産スキーブーツだ。11位に終わった“平昌の悲劇”から4年。スキーブーツの開発秘話を担当者に聞いた。 - 北京五輪選手村で実証実験中の「デジタル人民元」 中国の狙いとは?
中国政府が国内で実証実験を進めている「デジタル人民元」。中央銀行が発行するデジタル通貨で、北京五輪の選手村でも実験中だ。デジタル人民元を推進する中国の3つの狙いとは?元日銀局長に聞いた。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.