Twitterをきっかけにした商品購入経験は半数以上 投稿の決め手になったのは？（2/2 ページ）

アライドアーキテクツは16〜59歳のTwitterユーザーに、「Twitter上のクチコミの影響度及びクチコミが起きる理由」について調査した。

[コネムラメグミ，ITmedia]

商品・サービスへの感想の投稿経験は？

　商品・サービスに関する感想の投稿経験はあるかの問いに、46.7％が投稿したことが「ある」と回答。男女別では、男性47.6％、女性45.9％が投稿したことがあり、男性の方がやや上回る結果となった。

購入した商品についてTwitterに感想を投稿したことはありますか？

　お店・EC通販サイト・ネットショップの感想の投稿経験については、41.0％が投稿したことが「ある」と答えた。男女別では、男性44.1％、女性38.4％と、こちらも男性の方が女性よりも6ポイントほど多い結果となった。

利用したお店・EC通販サイト・ネットショップについてTwitterに感想を投稿したことはありますか？

Twitterに感想を投稿する理由

　Twitterに感想を投稿する理由について聞いた。最も多かったのは「クーポンやプレゼントがもらえるキャンペーンをやっているから」（43.0％）、次いで「良い点をより多くの人に知ってもらいたいから」（41.1％）がともに40％を超えた。

　他に「Twitter上でトレンドに掲載された話題だから」（35.9％）、「フォローしているユーザーが話題にしているから」（30.2％）などの理由が多かった。Twitter上で盛り上がっている話題について自分も投稿したい、というモチベーションが働いているようだ。

感想を投稿した理由は何ですか？

　SNSプロモーション支援SaaS「echoes」の井出修二朗事業責任者は、以下のようにコメントした。

　「本調査の結果から、Twitterを活用して購買に影響を与えるには、商品・サービス情報の発信に加えてTwitter上での『会話を促し、UGC（user generated content＝ユーザーが作るコンテンツ）を創出する活動』が重要になると言える。世の中の関心事とそのタイミングを狙ってプロモーションの計画を立てることや、ツールを活用してしっかりと計測・改善・規模拡大を図っていくことが必要になる」

　昨今はSNSで多数のフォロワーがいると、芸能人でなくても企業は宣伝を依頼するケースがあるという。芸能人と一般人の垣根は徐々に減っているようだ。

　今回の調査は、全国に住む16〜59歳のTwitterユーザーを対象に、インターネットで実施した。期間は22年1月27〜28日、有効回答数は881人。