ペット1頭当たりの1カ月の生活費用はいくら? 大型犬は“1万5000円未満”が最多:調査で判明
ペット保険会社のSBIプリズム少額短期保険が「ペットとのライフスタイル」に関するアンケート調査を実施した。
仕事に役立つ調査データ:
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ペット保険会社のSBIプリズム少額短期保険(仙台市)が、「ペットとのライフスタイル」に関するアンケート調査を実施した。現在飼っているペットをどこから迎えたか聞いたところ、約半数(46.3%)が「ペットショップから」と回答した。
ブリーダー経由での迎え入れは全体の10.8%で、譲渡や保護など、購入以外での迎え入れは全体の39.6%だった。そのほかの回答では「迷い猫の保護」「自宅で生まれた」「引退犬」などがあった。
ペット1頭当たりの1カ月の生活費用を尋ねた。最も多かったのは「5000円未満」(31.3%)だった。小動物や鳥類、爬虫類の飼育者は「5000円未満」の回答が最も多く、小型犬、中型犬、猫の飼育者は「5000〜1万円未満」が最多となった。
大型犬は「1万〜1万5000円未満」の回答が一番多かったことから、ペットが大きくなればなるほど、生活費用も増加傾向にあると見受けられる。
ペットの生活費用の中で重視している(お金をかけている)ことは、「フード、おやつなどの費用」(62.3%)が最も多い回答となり、次いで「ペットの医療費用、健康維持費用」(15.8%)と続いた。
大型犬は「フード、おやつなどの費用」と「ペットの医療費用、健康維持費用」が同率の29.0%で並ぶ結果となり、医療、健康維持費用をより重視している傾向が見られた。
1カ月の平均フード購入代を尋ねると、最も多い回答は「2000〜3000円未満」となった。生活費用の回答に比例し、小動物や鳥類、爬虫類は「1000円未満」の回答が最も多く、小型犬、中型犬、猫は「2000〜3000円未満」、大型犬は「5000円以上」が最多となった。
調査は1月6〜7日にインターネットで実施。20歳以上のペット飼育者、男女1078人を対象とした。
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