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ホテルのアメニティーはなくなるの? 4月のプラスチック資源循環法施行にむけた各社の取り組みアパ、東横イン、帝国ホテルに聞いた(2/2 ページ)

4月1日にプラスチック資源循環法が施行される。ホテル業界各社はアメニティーを廃止・有料化するのか。アパ・東横イン・帝国ホテルに取材した。

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その他ホテルの対応は?

 「東横INN」を運営する東横インでは、4月1日から全てのプラ製アメニティーを客室に置かず、フロントにアメニティーコーナーを設置する予定だ。同社は利用客に「マイ歯ブラシ」の持参を呼び掛けている。

 また、21年10月から客室に歯ブラシとコームの回収BOXを設置。回収したアメニティーは適切な方法でリサイクルし、新たに歯ブラシケースとして再生している。

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東横インは歯ブラシとコームの回収BOXを設置(公式Webサイトより)

 帝国ホテルは、カミソリ・歯ブラシを竹製商品に、ヘアブラシは木製に変更する。シャワーキャップや衣類用カバーはバイオマス素材や植物由来性素材に変更。現状の在庫がなくなり次第、移行していく。

 同社によると、22年度のプラスチック使用量は、19年比で約11トン(約70.2%)の削減を見込んでいるという。また、「アメニティーの有料化や廃止はせず、残していく方針だ」(同社)とコメントしている。

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帝国ホテルのプラスチック使用量削減の取り組み対象12品目(出所:リリース)
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木製や竹製、代替素材を使用した新アメニティー(出所:リリース)
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