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就活生は結局、オンラインとリアルどちらの形式を望んでいるのか?:23卒の学生に聞く(2/2 ページ)
新型コロナウイルスの影響が長引く中、企業は新卒採用活動をリアルで行うか、オンラインで行うかの選択を迫られている。そんな中、学情が23卒の学生に「各選考ステップで、オンラインとリアルのどちらの形式を希望するか」を調査したところ──。
セミナーや最終選考は?
セミナーや選考では「リアル」が(12.5%)、「どちらかと言えばリアルが」29.9%で、リアルを希望する人は合わせて42.4%。オンラインを希望する人(合計25.6%)を上回った。
理由には「直接訪問することで企業の雰囲気や環境をより理解できる」「質問もしやすく企業理解を深めやすい」などの意見が挙がった。
最終選考では、「リアル」が37.4%、「どちらかと言えばリアル」が21.9%で、合わせて59.3%の人がリアルを希望すると回答した。一次選考までとは一転し、約6割の学生が、リアルを希望する結果になった。
理由としては、「リアルの方が企業の雰囲気をつかむことができる」や、「直接面談で熱意を伝えたい」などが挙がった。最終選考では企業に直接訪問し、雰囲気をつかんだり、熱意をアピールしたりしたいという意向がうかがえる。
調査は22年3月18〜25日、23年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生465人を対象に、インターネットにて実施した。
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