ミツバチの群れに見立てたNFTコレクションをリリース 環境に関心を持つコミュニティーを活性化
養蜂と都市緑化を手掛けるBeeslow(東京都江東区)は4月11日、NFTコレクションを販売すると発表した。
養蜂と都市緑化を手掛けるBeeslow(東京都江東区)は4月11日、NFTコレクションを販売すると発表した。このNFTコレクションはミツバチの群れに見立てた1万数千ピースで構成されていて、働き蜂、オス蜂、女王蜂など蜂のタイプに応じ、価格やレアリティ(希少度)を変えているという。制作は現代アーティストの團上祐志さんが指揮する。
同社の船山遥平代表は「環境問題に特化したNFTをリリースすることで、NFTに関心を持っていない層にも訴求していきたい。環境に関心を持つコミュニティーを活性化させ、新たなイノベーションを起こしていきたい」と意気込む。
NFTの販売代金の主な使途は、ビルの屋上緑化サービス「Beeslow Garden」のハーブ苗や土などの購入費とする他、イベントなどを手掛けるDiscordコミュニティ「Eusocial DAO」やクリエイターにも還元する。
コミュニティに還元された資金は、環境保全のための新たなプロジェクトへ投資するという。参加者自身が新たなプロジェクトの提案をし、NFT保有者による投票でプロジェクトの採択をする仕組みとした。コミュニティを通じ主体的に環境問題にアクションできる土壌を作ることを狙いとしている。
購入者にとっては、このNFTを保有することが気候変動や環境問題に対するアクションの証明となり、SNSのアイコンなどにNFT画像を使用することで姿勢を表明できるようにした。
アイテムのレアリティに応じて、Beeslowが制作している配信コンテンツの閲覧、オフラインイベント、Eusocial DAOでの投票権などにも使えるようにした。
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