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コロナ禍で「長尺トイレットペーパー」がシェア増 アピタ・ピアゴで新商品:なぜ長尺が人気?
ユニーは、通常タイプより2倍長尺なトイレットペーパー「ふんわりエコロール2倍巻」の発売を4月20日に始める。コロナ禍以降、長尺のトイレットペーパーが人気のため、プライベートブランドからの発売に至った。
スーパーマーケットの「アピタ」や「ピアゴ」を展開するユニーは、通常タイプより2倍長尺なトイレットペーパー「ふんわりエコロール2倍巻」の発売を4月20日に始める。コロナ禍以降、長尺のトイレットペーパーが人気のため、プライベートブランドからの発売に至った。
同社のトイレットペーパー売り上げのうち、1.5倍巻以上の長尺商品の比率は1年間で5.8%(2020年3月〜21年2月)から15.5%(21年3月〜22年2月)と、9.7ポイント上昇した。コロナ禍以降、在宅勤務などで家庭でのトイレ使用回数が増えたことにより、交換頻度や買い物回数を減らせる長尺トイレットペーパーが注目されているという。
「ふんわりエコロール2倍巻」は、50メートルのダブル・無香料・12ロール入りで、価格は547円(店舗により異なる場合がある)。アピタやピアゴなどの約130店舗で販売する。
「ふんわりエコロール」は、環境配慮型のプライベートブランド「eco!on(エコオン)」の商品。再生紙(100%)・バイオマスインキを使用している。2倍巻タイプは通常タイプと比べ、替え芯や包装フィルム、輸送時のCO2排出量などの、約50%削減が見込める。
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