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日野自、下義生会長が6月退任へ 燃費データ不正との関係を否定 「辞任ではない」「任期満了」強調

日野自動車が下義生代表取締役会長が任期満了で退任すると発表した。退任予定日は6月開催予定の定時株主総会後。同社では3月、エンジンの排ガスや燃費データの偽装問題が発覚しているが、同社広報は「辞任ではない」と一連の問題との関係を否定した。

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 日野自動車は4月18日、下義生代表取締役会長が任期満了で退任すると発表した。退任予定日は6月開催予定の定時株主総会後。同社では3月、エンジンの排ガスや燃費データを偽った問題が発覚しているが、同社広報は「辞任ではない」とし、一連の問題との関係を否定した。

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日野自動車の本社(出典:同社公式Webサイト)

 下会長は2021年6月、社長からの昇任人事で会長に就任していたものの、わずか1年での退任となる。後任人事は未定。下会長が会長退任後も同社に在籍するかについても「現時点で未定」(広報担当者)としている。同社のプレスリリースによると、小木曽聡社長は6月以降も留任するという。

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日野自動車のプレスリリース

 同社では3月、排ガス・燃費データの不正行為が発覚。中型トラック4万7000台のリコールなどで400億円の特別損失を計上すると発表していた。

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