ニュース
新卒時代のテレアポ業務「大変だった」9割 「今に生きている」と考える人の割合は?:なかなか成果につながらない(2/2 ページ)
新卒時代のテレアポ業務を「大変だった」と思う会社員は92.7%──営業支援ツールを提供するRevComm(渋谷区)が行った調査で、このような結果が出た。では、その経験が「今に生きている」と考える人の割合は? どんなことが身についたのか?
身についたことは今に生きているか?
新卒時代にテレアポを通して身につけたこと(スキルやマインドなど)が現在の仕事にも生きていると思うかを聞いたところ、「非常にそう思う」(20.5%)、「ややそう思う」(44.0%)という結果で、合わせて64.5%がかつての経験を現在の仕事に生かしている。
前述の設問で、テレアポ業務が大変だった理由として「今後のキャリアで役に立つか分からなかったから」(17.7%)という回答もあがっていたが、半数以上の人がその後も生きるスキルやマインドを身につけたことが分かる。
どんなことが身についた?
テレアポを通して身についたこととしては、精神的なタフさが最も多く53.4%。以下、ビジネスマナー(52.0%)、会話の中の切り返し力(48.5%)、相手のニーズを把握する傾聴力(42.2%)と続いた。
調査はRevCommが、4月6日〜7日にインターネットで実施した。対象は新卒時代にテレアポ業務を行っていた20〜30代の会社員で、316人が回答した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
給与と労働時間、どちらを優先? 日立とパナソニックの「週休3日」は全く違う
連日「週休3日」が話題になっている。日立製作所とパナソニック ホールディングスが相次いで2022年度中の導入を検討していると発表したことがきっかけだ。しかし、日立とパナソニックの「週休3日」は全く異なるものだ。どういうことかというと……。
「氷河期の勝ち組」だったのに……40代“エリート課長”に迫る危機
自分をエリートだと信じて疑わなかったサラリーマンが、社内の方針転換により出世のはしごを外されることがある。エリート意識や、能力主義への妄信が生む闇とは──?
「転職は裏切り」と考えるザンネンな企業が、知るべき真実
「お前はどこに行っても通用しない」「転職は裏切りだ」──会社を去ろうとする若手社員に、そんな言葉を投げかける企業がいまだに存在する。そうした時代遅れな企業が知らない「新入社員の3割が辞めてしまう理由」や、「成長企業できる企業の退職者との向き合い方」とは?
全国15棟のドーミーインで、「ホテルに暮らす」サブスク提供 狙いは?
共立メンテナンスは3月31日、ホテル暮らしのサブスクサービス「goodroomホテルパス」内で、新たにドーミーイン14棟のマンスリープランの提供を始めた。従来の宿泊だけではない、「ホテルに暮らす」「ホテルで仕事する」といった需要を狙う。
22年度新入社員に向けた、経営者の熱い言葉──トヨタ、ソフトバンク、ファミマなど
4月1日、多くの企業が入社式を行った。コロナ禍で迎える3回目の春。新入社員に向けて、各社の経営者は何を伝えたのか。

