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ランドセルを体感で約90%軽くする「さんぽセル」発売 発売前から4カ月待ちの大反響(3/3 ページ)

小学生の発案で生まれて実用化された商品、特許出願済み。

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商品改良には企業、大学生も協力

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開発の小学生たち

 さんぽセルは当初、1月の発売を予定していた。だが、実際に試作品を小学生に使用してもらったところ、想定外の使い方で耐久性の問題が発生した。構造をいったん白紙化し、自動車の安全部品などを手掛けるアオキシンテック(栃木県)の職人の協力のもと、問題個所の構造を変更。同時に、協力した大学生たちによる合計500キロの歩行耐久試験も実施した。

 悟空のきもちTHE LABOの永野弘樹社長に、安全性について聞くと「この3カ月をかけて試験を繰り返し、安全性の確認をしてきました。協力してくれた大学生は500キロの走行耐久試験を実施してくれましたが、問題ありませんでした」と話す。

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職人の協力のもと、問題個所を改善した
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歩行耐久試験も実施済み

 企業と小学生、大学生がコラボして生まれたさんぽセル。小学生の負担を減らすという理念のもと、どこまで売り上げを伸ばせるか。

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