ニュース
新入社員は仕事に何を望むのか 「リーダー志向」や「専門家志向」は過去最低値に:Z世代ならではの回答(2/3 ページ)
人材育成サービスを提供するラーニングエージェンシー(東京都千代田区)は、2022年入社の新入社員を対象に「新入社員意識調査」を行った。その結果、新入社員の時点で「リーダー志向を持っていない、決めていない」という人の割合が、過去最高の44.2%であることが分かった。
会社でどのような仕事がしたいのか
会社でどのような仕事をしていきたいかを聞いた。1位は「楽しくてやりがいのある仕事」(72.7%)、2位は「自身の成長につながる仕事」(54.7%)、3位は「楽しく取り組める仕事」(41.0%)だった。
近年増加しているのは「安定的に給与が得られる仕事」(32.2%)、「自分のペースでやり切れる仕事」(34.0%)などだ。
一方で、この数年で減少しているのが「自分の成長につながる仕事」(54.7%)、「人脈が広げられる仕事」(28.1%)だった。20年に比較的大きく割合を伸ばしたが、そこから減少に転じている。
関連記事
- 23卒学生の就職希望企業ランキング 伊藤忠・三菱UFJを抑えた1位は?
ディスコは、23年卒業予定の学生を対象に調査した「キャリタス就活2023就職希望企業ランキング」を発表。国内総合ランキング1位は昨年に続き「損害保険ジャパン」だった。 - 格差が広がる日本 週休3日の“貴族”と、休みたくても休めない“労働者”
「週休3日」に注目が集まっている。大企業が相次いでこうした先進的な制度を導入する陰で、休みたくても休めない労働者の存在が置き去りにされている。日本の働き方改革は、どこへ向かうのだろうか──。 - 給与と労働時間、どちらを優先? 日立とパナソニックの「週休3日」は全く違う
連日「週休3日」が話題になっている。日立製作所とパナソニック ホールディングスが相次いで2022年度中の導入を検討していると発表したことがきっかけだ。しかし、日立とパナソニックの「週休3日」は全く異なるものだ。どういうことかというと……。 - 「氷河期の勝ち組」だったのに……40代“エリート課長”に迫る危機
自分をエリートだと信じて疑わなかったサラリーマンが、社内の方針転換により出世のはしごを外されることがある。エリート意識や、能力主義への妄信が生む闇とは──? - 全国15棟のドーミーインで、「ホテルに暮らす」サブスク提供 狙いは?
共立メンテナンスは3月31日、ホテル暮らしのサブスクサービス「goodroomホテルパス」内で、新たにドーミーイン14棟のマンスリープランの提供を始めた。従来の宿泊だけではない、「ホテルに暮らす」「ホテルで仕事する」といった需要を狙う。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.