ワークマン、福岡・宗像市に「#ワークマン女子」 九州初出店:5月12日オープン
ワークマンは5月12日、関西以西では初出店となる「#ワークマン女子 くりえいと宗像店」(福岡県宗像市)をオープンする。
ワークマンは5月12日、福岡県宗像市に、一般客向けの商品を集めた「#ワークマン女子 くりえいと宗像店」をオープンする。同店は、路面店としては10店目、関西以西では初の出店となる。福岡市と北九州市の中間にあるため、両市からの広域集客を見込んでいる。
#ワークマン女子は2020年10月、横浜市の商業施設「コレットマーレ」に1号店を出店。開店から3カ月間は、入場整理券を発行し続けたという人気店となった。その後、駅近の大型商業施設内に「東京ソラマチ店」(東京都墨田区)、「なんばCITY店」(大阪市)など6店を出店している。
いずれの店舗も初年度から黒字を記録しているといい、4月28日には東京・銀座に「イグジットメルサ店」、6月には東京・池袋にも出店する計画だ。
#ワークマン女子の路面単独店としては、南柏店(千葉県流山市)と盛岡南店(盛岡市)の2店舗を出店しており、両店とも既存店の1.5倍の売り上げだという。また、集客力の高いモール敷地の路面店として7店舗を展開している。
宗像店もモール敷地内の出店で、同じ敷地内の他店から買いまわりも可能となる。そのため単独路面立地よりも有利だと見込んでいて、初年度は3億円の売り上げを目指す。客層は男女比4対6と想定し、女性専用品4割、男女兼用のユニセックス品3割、男性専用品3割の商品構成を計画している。
同社は、#ワークマン女子の関西以西の展開として、鳥取と和歌山、東広島への出店を予定。4店目以降は福岡県を中心に出店するとしている。2年以内に県下6店体制を目指し出店用地を探しているといい、宗像店以外に福岡市3店、北九州市1店、久留米市1店の出店を計画している。
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