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TV「逃走中」とごみ拾いを融合させたイベント「清走中」を広島県で開催 楽しさを入口にごみ問題について考える:5月29日
TV番組「逃走中」とごみ拾いを融合させたイベント「清走中」を広島県で開催。ゲーム感覚でごみ拾いを実施することで、海洋ごみ問題に対する認知拡大を狙う。長野県、渋谷区に次いで3拠点目で、全国拡大を目指す。
SNSコンサルティング・運用代行を手掛けるGab(東京都渋谷区)は、TV番組「逃走中」とごみ拾いを融合させたイベント「清走中」を、5月29日に広島県大崎上島町で開催する。ゲーム感覚でごみ拾いを実施することで、海洋ごみ問題に対する認知拡大を狙う。
清走中とは、5〜6人1チームで拾ったごみの種類や総量、スマートフォンに通達されるミッションの達成度などをポイント換算し、合計ポイントで競い合うごみ拾いイベントのこと。「楽しさ」を入口にごみ問題について考える機会を提供している。
広島県大崎上島町は瀬戸内海に浮かぶ離島で、古くから造船の島として栄えている。島の西側に位置する大串海岸には、瀬戸内名産の牡蠣養殖の際に使用される養殖パイプのかけらなど、季節を問わず大量のプラスチックごみが漂着しているという。
単なる海岸清掃ではなく、島民が参加したくなるようなゲーム性を含んだイベントを設計することで島内の交流促進や中学生・高校生の探求学習を加速させることを目指す。
今後は大崎上島町と連携し、島の恒例行事として共創を進めてていくという。
清掃中は2021年3月から長野県で開始した。5月3日には東京都渋谷区でも実施し、200人以上が参加。全国への拡大を目指している。
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