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野村證券、スマホ向け株取引アプリ「NOMURA」提供開始
野村證券は5月10日、株取引アプリ「NOMURA」の提供を開始した。国内株式の取引が可能となっており、また資産状況の把握やマーケット情報や保有資産に関連するニュースも確認できる。
野村證券は5月10日、株取引アプリ「NOMURA」の提供を開始した。国内株式の取引ができ、また資産状況の把握やマーケット情報や保有資産に関連するニュースも確認できるようにした。
野村は内部にデジタル・カンパニーを設け、個人金融資産2000兆円の活性化を目指しデジタルサービスに取り組んできた。これまで、情報収集アプリ「FiNTOS!」、資産管理アプリ「OneStock」を提供済み。今回取引アプリ「NOMURA」を提供することで、3つのアプリが出そろったことになる。
NOMURAでは、取引可能なのは現物の国内株式だけだが、今後、信用取引や外国株式、投資信託の取り引き機能も追加する予定。また、資産管理アプリOneStockと連携し、他社預かり資産や不動産の評価額も含めた資産管理機能を提供していく。
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