イトーヨーカ堂、「カレーフェス」を開催 カレー関連製品の需要増を狙う:ご当地レトルトカレーも販売(2/3 ページ)
イトーヨーカ堂は5月10日より、全国の店舗で「カレーフェス」を開催している。カレーフェスでは、カレーの名店「オーベルジーヌ」や「魯珈」監修による“店舗未販売”のオリジナルメニューのほかに……。
「オーベルジーヌ」監修商品概要
「オーベルジーヌ」は芸能界にも多数のファンを持つ“ロケ弁”で有名な、デリバリー&テークアウト専門の欧風カレー店。初コラボとなる今回は、クミンやガラムマサラなど30種類以上のスパイスを使用した「オーベルジーヌ監修 カレードリア」(494円)を開発。三温糖を使用したインパクトのある甘みだけでなく、2種類オニオンペーストとトマト、ビーフ、チキンのうまみとの組み合わせで味に深みを持たせた。
「魯珈監修 釜玉カレーまぜうどん(2人前)」(321円)では、魯珈のカレーの特徴である玉ねぎやトマトの旨みを最大限に表現。クミンやターメリックといったカレーに必要不可欠なスパイスをはじめ、数種類のスパイスを配合した。さらに熱を加えない“粉末ソース”にすることで、店舗で味わうスパイス感を再現。また粉末ソースとの絡みをよくするため、麺にはモチモチ感が強い国産小麦粉「あやひかり」を100%使用した。
「魯珈監修 雑穀ご飯のスパイスチキンカレー」(645円)は、「SPICY CURRY 魯珈」監修の本格的スパイスチキンカレー。10種以上のスパイスの香りとみじん切りした野菜(玉ねぎ、にんにく、生姜)をきつね色になるまでじっくり炒めることで野菜のうまみが感じられる仕立てで、体にやさしい雑穀米を使用した。
「魯珈監修 スパイシーカレーと魯肉飯の合いがけ-ろかプレート風-」(429円)は、「SPICY CURRY 魯珈」の看板メニュー「ろかプレート」をイメージし、イトーヨーカドーオリジナルの冷凍食品シリーズ イーザップで商品化した。
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