東京・赤坂に43階建ての複合ビル 街区名は「東京ワールドゲート赤坂」に決定:24年8月開業予定
森トラストとNTT都市開発は、共同で進めている「(仮称)赤坂二丁目プロジェクト」について、街区名称を「東京ワールドゲート赤坂」、建物名称を「赤坂トラストタワー」(地上43階、地下3階)に決定したと発表した。
森トラストとNTT都市開発は、共同で進めている「(仮称)赤坂二丁目プロジェクト」について、街区名称を「東京ワールドゲート赤坂」、建物名称を「赤坂トラストタワー」(地上43階、地下3階)に決定したと発表した。
同施設は2024年8月竣工・開業予定で、足を運びたくなるような機能の整備や、ニューノーマルな働き方・ライフスタイルの提案を通し、虎ノ門・赤坂エリアにさらなる活気とにぎわいの場を提供するとしている。
街区コンセプトは「Next Destination 〜もう一度、街で会おう〜」。アフターコロナの世界で人々が再び出会い、交流するための目的地を目指す。ロゴは、東京ワールドゲートブランドの象徴である「世界に向けた門」をイメージ。赤坂の由来とされる茜坂から「茜色」を文字色に採用した。
オフィスフロアでは、ワーカーのためのオフィスづくりを支援。20年竣工の神谷町トラストタワーに導入した「クリエイティブフロア」を発展させて整備する。
クリエイティブフロアとは、顧客企業の内装デザインの自由度を高めた独自の内装引渡し基準。赤坂トラストタワーでは、企業のコミュニケーションを活性化するため、専用部内の屋外テラスや内部階段の設置に対応する。また、食堂など多様な用途に対応可能なハイスペック特殊階や企業ブランディングを支援する共用部の独自デザインにも対応する。
赤坂エリアには、赤坂氷川神社や大名屋敷跡など、江戸文化を今に伝える名所が点在している。同地に国際基準のホテルや大規模緑地、歴史文化発信施設を整備することで、新たな観光拠点の構築を目指す。
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