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シリーズ10万台も売れた! 「おりょうりケトル ちょいなべ」誕生のきっかけは?あの会社のこの商品(1/6 ページ)

パッと見たところ電気ケトルなのに調理も可能なモノが、この数年間でいろいろ登場している。先鞭をつけたのは、シロカの「おりょうりケトル ちょいなべ」。調理家電で新ジャンルを確立したこの商品は、なぜ生まれたのか? 同社の開発担当者とマーケティング担当者に話を聞いた。

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 加湿空気清浄機などのように異なる2つ以上の家電を合体させたものは、省スペース化に貢献し室内空間が有効に使えるようになる。そして何より、2つ以上の機能が1台に収まるので、利便性の向上が確実に図れる。そんな家電の1つが、シロカの「おりょうりケトル ちょいなべ」である。


おりょうりケトル ちょいなべ。写真は2020年11月に発売された2代目のSK-M251C

 2019年2月に発売された「おりょうりケトル ちょいなべ」は商品名が示すように、電気ケトルと電気鍋を融合したマルチケトル。このカテゴリーのパイオニア的な存在で、ケトルとして使いお湯を沸かすのはもちろんのこと、鍋として使い料理をつくることができる。

 容量は1人暮らしや夫婦2人暮らしに最適な1リットル。食卓で使えるのはもちろんのこと、ケトル本体とヒーターが分離するのでケトルを保存容器として使うこともできる。これまでの国内出荷台数は、シリーズ累計で10万台を超えている。

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