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山形県「羽前小松駅」のしょこら駅長 “ネコファースト”な働きぶりとは? 駅運営のNPOに聞く昼寝も仕事のうち(2/4 ページ)

2007年1月、和歌山電鐵貴志川線貴志駅(和歌山県紀の川市)に、日本の民営鉄道初の猫の駅長として「たま駅長」が誕生したことをきっかけに、全国各地で同様の動きが出ている。JR東日本・米坂線の羽前小松駅(山形県川西町)で働く、しょこら駅長もそうした猫の1匹だ。駅を運営するNPO法人「えき・まちネットこまつ」で広報担当を務める細谷絵里子事務局長に話を聞いた。

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米沢牛の生産地にある全国初の「町民駅」

 そんなしょこらが駅長を務めるのは、羽前小松駅。米沢牛の生産拠点として知られる山形県川西町にあり、1926年の開業以来、町民の足としての役割を果たしてきた。

 82年からは駅業務を旧国鉄(現JR)から同町が運営を受託し、全国初の「町民駅」に。その後、長年運営を手掛けてきた「羽前小松駅業務管理組」の解散に伴い、2010年からは地元住民で構成するNPO法人「えき・まちネットこまつ」が運営を引き継ぎ、現在に至る。

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しょこらが駅長を務める羽前小松駅(出典:山形県公式観光サイト)

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