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「大葉と南高梅のたらこスパゲティ」が想定の倍の販売数 好調の理由は?(2/2 ページ)
「かつや」などを展開するアークランドサービスホールディングスの子会社、フィルドテーブル(東京都千代田区)は5月25日より、「東京たらこスパゲティ」にて販売中の「大葉と南高梅のたらこスパゲティ」の大葉を1.2倍に増量し、南池袋店でも販売を開始すると発表した。
開発した際の苦労
開発した際の苦労についても広報に尋ねると、「事前に大葉を千切りにしておくことができないため、注文が入るごとに店舗で切っていること」だと話す。直前に切って提供するため、みずみずしく、大葉の強い香りが口いっぱいに広がるという。
今回、想定の2倍以上の販売数を確保できた理由については、「パクチーのように苦手な人もいれば、その一方で大好きな人もいます。それと同じように、大葉も苦手な人もいれば好きな人もいる」と、「万人受けではなく大葉好きのためのメニュー」と、顧客対象を限定した点を挙げた。
「東京たらこスパゲティ」は、頑張る女性を応援したいという狙いから誕生したという。女性が入りやすく、仕事の間に食事ができる場所は限られているため、同社は今後も、日常使いできるような店を目指して挑戦していくとしている。
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