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セブン、足立区の人気給食メニューを発売 狙いは?

東京都足立区とセブン‐イレブン・ジャパンは、「足立区制90周年」を記念し、地域で愛される味わいを楽しめる2品を、足立区などのセブン‐イレブン178店舗で、5月31日に地域限定で発売した。

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 東京都足立区とセブン‐イレブン・ジャパンは5月31日、「足立区制90周年」を記念し、地域で愛される味わいを楽しめる2品を、足立区のセブン‐イレブン178店舗などの地域限定で発売した。足立区の人気給食メニューなどを販売することによって、健康増進や食育を広めることが狙い。


左:竹井ゾーンマネジャー 右:近藤やよい 足立区長(出所:プレスリリース)

 今回の取り組みでは、「日本一おいしい給食」を目指す、足立区の給食人気メニューを味わえる商品を発売する。また、野菜の積極的な接種により糖尿病対策を推進する「あだちベジタベライフ」に関連した商品も発売。6月の「食育月間」にあわせて、健康増進や食育につながる取り組みを実施するという。


「えびクリームライス」(出所:プレスリリース)

「こまツナサラダ」(出所:プレスリリース)

 「えびクリームライス」は、足立区の給食のオリジナルメニュー。カルシウムが多く含まれる牛乳を使用し、海老のうま味も味わえるクリームに仕上げた。価格は430円(税抜)。「こまツナサラダ」は、小松菜にツナを組み合わせて、ごま油などで和えた商品となり、カップサイズのサラダで手軽に野菜が摂取できるようにしている。価格は240円(税抜)。

 足立区は2008年当時に、小中学校の給食総残菜量が年間341トンもあったことから、区独自の「おいしい給食事業」を開始。食に関する取り組みを15年続けている。その結果、21年度の総残菜量は、当初と比べ3分の1以下の年間113トンまで大きく減少した。

 人気給食メニューの販売によって、セブン‐イレブンでどれだけ売り上げを伸ばせるか。

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