仕事に役立つ調査データ:
消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方改革、企業の戦略立案、マーケティングなどに役立つさまざまな調査データを紹介していく。
一条工務店が、全国の男女1097人を対象に、「住まいのインテリアに関する意識調査」を実施した。その結果、コロナ禍で在宅時間が増えたとした人の6割以上が「インテリアへのこだわりが増した」と回答した。
63.4%がコロナ禍で在宅時間が増えたと回答した。「在宅時間が増えたことでインテリアにこだわるようになったか」との問いには、65.6%が「とてもこだわるようになった」「ややこだわるようになった」と答えた。
こだわるようになった場所を尋ねたところ、「リビング」(87.3%)が最多となった。次いで「キッチン」(47.8%)、「ダイニング」(36.6%)と続いた。
インテリアにこだわりたい理由を複数選択で回答してもらったところ、全年代で「居心地のいい空間にしたい」がトップとなった。また2位、3位には「気分が上がる」「インテリアが好き」が並び、「来客からの視線を意識」「SNS映えを意識」といった他の人からの見られ方よりも、自分自身の満足や好みを求めてインテリアにこだわる人が多い、という傾向が見られた。
関連記事
- 「クレジットカード」の利用で後悔したこと 2位「支払い能力を超える利用」、圧倒的1位は?
Agooraが運営する「クレジットカードおすすめ比較隊」はクレジットカードを所有し、何らかのトラブルや後悔を経験している人を対象にアンケートを実施した。 - 「住みたい街」常連の恵比寿が転落! 2位の吉祥寺は今後“ジリ貧”? 専門家が指摘する“なるほど”な理由
リクルートが3月に発表した「住みたい街ランキング2022(首都圏版)」。ここ10年近くは横浜、吉祥寺、恵比寿がトップ3を独占していたが、今回の調査では大宮が3位にランクイン。恵比寿が4位に転落したことが話題になった。なぜ、恵比寿は4位に甘んじることになったのか。リクルートSUUMO編集長の池本洋一氏は2つの理由があると指摘する。 - 「しまむら」「ワークマン」もゴルフウェアに参入 低価格戦略で初心者需要を取り込めるか
コロナ禍で、密を避けて楽しめるスポーツとしてゴルフ人気が高まっている。そんな中、しまむらやワークマンがゴルフウェアの販売を開始した。それぞれの強みは「手に取りやすい価格帯」。どのような製品を展開するだろうか。 - 「雨が降った日の午前中」に売れていたファミマの靴下、いまはどうなっているのか
ファミマの衣料品オリジナルブランド「コンビニエンスウェア」で展開するソックスの累計販売数が500万足を突破。その中でも、白地の靴下に青と緑のラインをあしらった「ラインソックス コンビニホワイト」は発売当初からSNSで話題に。要望が多かった「こどもくつした」を発売する。 - 「プラスチック新法」に対応したらアメニティーが“ごっそり”盗まれた? 対応に右往左往する現場のリアル
4月1日に施行された通称“プラスチック新法”。「ホテルの客室からアメニティーが無くなる!?」といったうわさがまことしやかに広がったが、実際はどうなのだろうか。ほぼ毎日ホテルに宿泊する筆者が現場を調査したところ……。 - ドーミーインのこだわりは「大浴場」だけじゃない 店舗数拡大でも維持する「水風呂」と「朝食」の質
共立メンテナンスが運営するビジネスホテル「ドーミーイン」。大浴場のこだわりにとどまらず独自サービスを展開している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.