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「ルンバ」を中国勢が猛追、日本メーカーの今後は? 最新ロボット掃除機市場:知らないと損?業界最前線(3/4 ページ)
ロボット掃除機の代表的な製品といえば「ルンバ」。2002年の初代モデル発売以降、約20年間、国内シェアは1位。これを猛追するのが中国メーカーで、一方、日本メーカーは急速に存在感を失っている。今後さらに普及が進むだろうロボット掃除機について、市場動向を見ていく。
存在感が大きくなりつつある中国メーカーのロボット掃除機
Amazon.co.jpでロボット掃除機を検索すると、さまざまなロボット掃除機が表示される。そしてそのほとんどが中国メーカーの製品だ。価格帯は広く、2〜3万円の低価格モデルから、ルンバ同様の10万円超まで数多くのモデルが選べる。
高価格帯の上位モデルに関しては、すでにメーカーごとの機能面の差はほとんどないといえる。レーザーによる間取りの検知・マッピング機能や、ロボット掃除機内のゴミを自動吸引する機能などの先進機能を搭載するモデルも多い。さらに掃除機がゴミの吸引と拭き掃除を1台で行う機能や、カメラによる障害物の回避機能などは、中国メーカーがルンバよりも先に搭載している。
中国製の家電は安いというイメージがあるが、すでに価格ではなく、機能や性能面でアピールする中国メーカーのロボット掃除機が増えてきているのだ。
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