ワーケーションできるトレーラーハウス発売 デザイン性と機能を両立:仕事と遊びを両立
空間体験デザインを手がけるSpace eXperience Design(山梨県道志村)が、ワーケーションを実現できるトレーラーハウスを発売した。
空間体験デザインを手がけるSpace eXperience Design(山梨県道志村)が、ワーケーションを実現できるトレーラーハウスを発売した。Borderless空間というコンセプトを反映し、仕事とプライベートの境がなくなりつつある現代のライフスタイルに合わせて、境界をなくす空間を意識した。
今回発売するワーケーション用モデルは、トレーラーハウス研究者である同社取締役の土屋真氏が設計デザインを担当した。空間の境界を曖昧にすることで仕事と遊びを両立したライフスタイルを提案。こだわりの「えん側(ウッドデッキ)」ではデスクを持ち出し、四季を感じながらワーケーションを楽しめるようにした。
住宅としての機能にもこだわりを見せる。車のイメージが強かったトレーラーハウスに住まいとしてデザイン性と機能を両立させた。
通気を確保するために大きな網戸は格子状とし、外からの視線を遮るスクリーンとしての役割を持たせた。また、網戸の内側にある引き戸状の断熱パネルを閉じれば、冬の冷え込みを防ぎ、留守中には外部からの侵入を防ぐセキュリティの役割を果たすという。
トレーラーハウスは移動できるため、必要とされる場所に動かすことや、他の持ち主に譲り渡すことが可能となる。通常、建築物は役目を終えた時点で解体したりリノベーションしたりすることが多く、再利用の際には廃棄物が発生する。
一方、トレーラーハウスの場合は再利用しても廃棄物の発生がほとんどなく、持続可能な消費と生産に配慮したサステナビリティに優れた暮らしを提案できるとしている。
同社は、山梨県道志村にワーケーションスタイルを実際に体験できるトレーラーハウス実際に設置。トレーラーハウスを拠点としてワーケーションというライフスタイルを発信していく予定としている。
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