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札幌市の路面電車、線路内の路上駐車で遅延被害 運営元「賠償請求の予定ない」もTwitterで物議最大12分の遅延(2/2 ページ)

札幌市内で運行する路面電車「札幌市電」で、線路内に一般車両が路上駐車していたとして、最大12分の遅延が発生した。運営元の札幌市交通事業振興公社は「路上駐車していた車両の運転手への賠償請求の予定はない」としているが、路面電車停止中の様子を撮影した画像がTwitterで拡散され、物議を醸している。

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道路交通法「路面電車の通行妨害は禁止」

 道路交通法21条は、「車両は、左折し、右折し、横断し、もしくは転回するため軌道敷を横切る場合、または危険防止のためやむを得ない場合を除き、軌道敷内を通行してはならない」と明記。3項で「軌道敷内を通行する車両は、後方から路面電車が接近してきたときは、当該路面電車の正常な運行に支障を及ぼさないように、すみやかに軌道敷外に出るか、または当該路面電車から必要な距離を保つようにしなければならない」と定めており、路面電車の走行妨害を禁止している。

 違反した場合、2万円以下の罰金が課せられるという。

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道路交通法21条
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