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リアルマネートレードを収益化? スクエニがブロックチェーンゲームの本命といわれるワケ:妄想する決算「決算書で分かる日本経済」(9/9 ページ)
決算書といえば投資やビジネス視点で見るイメージがあると思いますが、より一次情報に近い経済ニュースでもあります。今回取り上げるのは、スクウェア・エニックス・ホールディングス(以下スクエニ)です。ご存じの通り、ドラゴンクエストやファイナルファンタジーで知られている企業です。
サブスクリプションとブロックチェーンゲーム
ということで、スクエニは増収増益で売上利益ともに過去最高と非常に好調です。好調を支えているのはMMOからの収益となっていて、サブスクリプションの収益も大きい部分です。
これまでの売り切り型と違い、サブスクリプションによる安定収益があるというのは、非常に業績の変動が大きいゲーム業界において大きな変化で、コンテンツへの投資も進めやすい環境ができていると考えられます。
さらにMMOはネットワーク効果も働きやすいと考え、今後も好調が期待できそうです。また、MMOに強みがあるというのはブロックチェーンゲームでも可能性が大きいです。とはいえそれが実装されるにはまだまだ時間がかかるでしょう。
筆者プロフィール:妄想する決算
決算は現場にある1次情報とメディアで出てくる2次情報の中間1.5次情報です。周りと違った現場により近い情報が得られる経済ニュースでもあります。上場企業に詳しくなりながら、決算書も読めるようになっていく連載です。
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