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「スイッチ買ったばかりなのに、もう次のハードが出るの?」 任天堂を悩ます次世代機の投入タイミング:妄想する決算「決算書で分かる日本経済」(7/7 ページ)
4回に渡りゲーム企業の決算を取り上げて、日本のゲーム業界の現状と今後について考えていきます。今回取り上げるのは任天堂です。もちろんご存じの通りで「ニンテンドースイッチ(Nintendo Switch)」などのハードも製作していますし、「スーパーマリオ」や「どうぶつの森」などのソフトも製作している日本を代表するゲーム企業です。
任天堂の現状と課題
ということで任天堂では、減収減益となっていました。その要因はハードの売り上げの減少で、ソフトに関しては好調が続いています。巣ごもりでハードが普及したことで、その後のソフト売り上げに好影響を与えますから、今後もその点からはソフト売り上げは期待できそうです。
また、海外売上が多い任天堂では外貨の資産も多額で、円安が進む中で円ベースで見た際の利益には好影響が期待できます。
今後、デジタル売上比率をどう上げていくか、新ハードの投入をどうするかというところは課題になっていきそうです。
筆者プロフィール:妄想する決算
決算は現場にある1次情報とメディアで出てくる2次情報の中間1.5次情報です。周りと違った現場により近い情報が得られる経済ニュースでもあります。上場企業に詳しくなりながら、決算書も読めるようになっていく連載です。
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