ニュース
ローソン、移動販売サービスを拡大 郵便局の空きスペースを活用:買い物困難地域で実施
ローソンは郵便局の空きスペースを活用して移動販売サービスを開始する。買い物が困難な地域で実施し、地域の利便性を高める。サンドイッチ、菓子、飲料などを販売。
ローソンは6月24日、郵便局の空きスペースを移動販売車の拠点に転用すると発表した。商品在庫の保管や車両の駐車に活用する。これまではローソン店舗付近でしか実施できなかった移動販売を拡大。過疎地など買い物が困難な地域に導入する。
7月4日から越後上田郵便局(新潟県魚沼市)の倉庫を活用。商品在庫の保管や移動販売車両の拠点にする。移動販売車両では、おにぎりやサンドイッチ、菓子、飲料などを販売する。
同社は2013年から移動販売を開始。35都道府県(約100店舗)で、近くにローソン店舗がある高齢者施設などで展開してきた。これまではローソン店舗がある地域のみで実施してきたが、郵便局の空きスペースを活用すれば、周辺にローソン店舗がない地域でも移動販売を行うことが可能になる。
関連記事
- セブンの「いれたてコーヒー」、粗利率は50%超え? コンビニが100円コーヒーをやめられない“おいしい”理由
セブンの100円コーヒーが値上げをし、注目を集めている。「コンビニにはいれたてコーヒーを強化する理由がある」という。各社が100円コーヒーに力を入れるのはなぜか。 - ローソン、冷凍刺身の販売エリア拡大 誰が購入しているのか
ローソンは一部店舗で販売していた冷凍の「刺身」「馬刺し」「ユッケ」の販売を拡大する。「家飲み」時のおつまみとして訴求していく。新たに「鮮馬刺しユッケ」も販売開始する。 - なぜ、スイカなのに青い?──ネットがざわついた「青いスイカバー」をロッテが開発したワケ
ロッテが「幸せ!?の青いスイカバー」を発売し、ネットで話題を集めている。なぜ赤色ではなく青色なのか。ロッテの広報担当者に聞いたところ、消費者の意見を取り入れた、商品開発の経緯が見えてきた。 - 「スマホがカップヌードルに沈んでいる!?」と焦る充電器が話題 日清がおバカなグッズにガチで向き合うワケ
日清の「朝起きたら『なんでこうなった?』と脳がバグるスマホの充電器」が話題を集めている。これまでもカップヌードルを使った“おバカ”なグッズを公式Twitterで公開している。日清がこれらのグッズを制作する狙いは? - 「こぼしそう」なのに、スタバの“フタなし”フラペチーノが受け入れられたワケ
スタバは店内で提供する全アイスドリンクをフタ(リッド)なしで提供する。紙ストロー、フタなしドリンクなどの取り組みはなぜ利用者に受け入れられるのか。キーワードは「共感の醸成」だという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.