結婚相手に「専業主夫になって」と言われたら? 未婚男性の2人に1人が「なりたい」(1/2 ページ)
タメニーは、20〜39歳の未婚男女に、「ジェンダー別役割」に関する調査を行った。20〜30代の未婚男性に、結婚相手に「専業主夫になってほしい」と言われたらどうするかを問うと、49.2%が「なる」と答えた。
仕事に役立つ調査データ:
消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
結婚相談所やマッチングアプリ事業を運営するタメニー(東京都品川区)は、20〜39歳の未婚男女を対象に、「ジェンダー別役割」に関する調査を実施した。未婚男性に、もし今結婚することになって「専業主夫になってほしい」といわれたらどうするか聞いたところ、「なる」と答えた人は49.2%とほぼ半数であった。
「専業主夫にはならない」と答えた人は19.7%、「分からない」と答えた人は31.2%だった。
専業主夫になるための条件は?
専業主夫になると答えた人のうち、「条件なしでなる」と答えた人は41.7%で最も多かった。以下、「相手の年収が500万円以上だったら」(34.9%)、「相手も家事育児に参加してくれるなら」(25.1%)、「両親や友人など周囲の反対がなければ」(20.3%)といった条件で、専業主夫になると答えた人が続いた。
ならない派の理由は
専業主夫にはならないと回答した男性に理由を聞いたところ、「世間体が気になるし、収入が不安だから」(32歳)「将来の選択肢を狭めるから」(28歳)「稼げるときに稼いでおきたいから」(29歳)「働くことによって自分も成長したいから」(25歳)などの声が聞かれた。世間体や男性が働くべきという風潮を気にするという回答よりも、自身も仕事をしていたい、将来のため、という考え方が多かった。
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