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ワークマン、一般客特化の“ファン付きウェア”続々投入 特徴は?(2/3 ページ)
ワークマンが、夏の看板製品である「ファン付きウェア」シリーズに4アイテムを追加し、販売数量を2021年の70万点(ファンやバッテリーの別売品を含む)から117万点に拡大し展開している。
また、5月末にはファン付きパンツの「WindCore REPAIR-TECH 2WAYシェフパンツ」(2900円、ファン・バッテリーは別)も投入。トレンドであるゆったりとしたシルエットを採用し、「#街映えのファン付きパンツ」として訴求している。後ろ側に通気口ポケットを配置し、上着の裾を通気口に被せることで、涼しい風を上着へも流れるように工夫した。
「ファン付きウェア」はもともとプロ向けの製品として展開を開始。地球温暖化による過酷な猛暑の熱中症対策として、大手建設会社などから本格導入が始まったという。ここ数年は一般客にも普及し、買い替え需要が新規需要を上回った地域もあった。
今期同社が力を入れている、一般客向けのアウトドア/アーバン市場は「拡大期に入ったばかり」(同社)といい、スポーツメーカーなども参入しているものの、機能性ウェアで認知度の高い同社が優位を占めていると自信を見せる。
また、新たに発売したアイテムには、生地の針穴を自動で修復する機能を備えた独自素材の「EPAIR-TECH」を採用。ファンで取り込んだ空気を外に漏らしにくくした。さらにはっ水機能も付け、アウトドア時に着用しても汚れにくといった点も魅力だという。
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