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「割り込み」「中断」が多すぎます! 中間管理職がタスクをさばくコツはありませんか?:マネジャーの悩み(1/2 ページ)
マネジャーのよくある悩みの1つは、自身の仕事の間に入る「割り込み」。部下からは「どうすればいいですか?」、上司からは「これを急ぎでやっておいて」というように、割り込みが半端なく多く、対応に追われている人もいるのでは。自分のタスクが後回しになりがちなマネジャーがタスクをさばくコツとは?
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マネジャーのよくある悩みの1つは、自身の仕事の間に入る「割り込み」。部下からは「どうすればいいですか?」、上司からは「これを急ぎでやっておいて」というように、割り込みが半端なく多く、対応に追われている人もいるのでは。自分のタスクが後回しになりがちなマネジャーが、タスクをさばくコツとは? 大槻経営労務管理事務所の大槻智之代表に話を聞きました。
どんなことに気を付ければよいのか
まずは「中間管理職とは」を再認識しましょう。つまり現状の自分の果たすべき役割、求められている仕事は何かを見返すということです。「割り込まれた」とありますが、それこそが本来、中間管理職としてすべき仕事ではないですか?
次に、ご自身のタスクを棚卸し、優先順位を決めてください。これには「上司からの指示を受ける」「部下に指示を出す」「部下を指導する」といった管理職としてのタスクも入れて順位を決めてください。こうしてタスクを見える化したところで、次は整理です。次のように分類しましょう。
(1)自分でなければできない仕事
(2)チームの別のメンバーでも可能な仕事
(3)別の部署に任せた方が良い仕事
(4)外注しても問題ない仕事
(5)IT化してしまえる仕事
(6)いっそやめてしまった方が良い仕事
ここからは、今やっている仕事をどれだけ(2)〜(6)に落とすことができるかが勝負です。
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