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セコマの店内調理「ホットシェフ」 なぜ道民に愛されるのか:顧客満足度が最も高いコンビニ(2/4 ページ)
顧客満足度が最も高いコンビニ「セイコーマート」。道民が愛してやまないのが、店内調理の「ホットシェフ」だ。店内調理「ホットシェフ」人気の秘訣を丸谷会長に聞いた。
ホットシェフが愛される理由
ホットシェフが愛される理由の1つに「種類の豊富さ」が挙げられるだろう。カツ丼、親子丼、さまざまな弁当、フライドチキン、大量の大きなおにぎり、さらには焼き立てのパンまで、棚にはびっちり商品が並んでいる。ホットシェフは店内の厨房で、2〜3人で全ての商品を作っているというが、とても少人数で調理しているとは思えない。
商品数が多いと、調理スタッフの作業が増えてコストがかかりそうだが、なぜセイコーマートは幅広い商品展開にこだわっているのか。
丸谷会長は「ホットシェフを愛でてくれる、週に何度も来店してくれる固定客を増やしたいと考えています。同じ人が何度来店しても良いように、豊富なメニューを提供。効率を重視した調理方法を確立し、たくさんの種類の商品を大量に作ることができています」と話す。
では、どのように少人数でたくさんの種類の商品を、大量に作っているのか。
「調理方法や調理の手順などを事細かにマニュアル化しています。1日で何を、どれくらい作るか。どういった手順で調理するか、そのためには米を何合炊くべきで、何時から作業を始めたらいいかなど、細かく定めています。調理を効率よく進めるために、さまざまな機材も導入。機材の助けを受けながら、効率的に、たくさんの種類のメニューを、大量に作れるオペレーションを考え抜いていますね。また、新商品を発売する際は必ず調理スタッフをトレーニングしています」(丸谷会長)
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