コメダ決算 4月の値上げ後も売上高は堅調
コメダホールディングスは7月13日、2023年2月期第1四半期の連結決算を発表した。売上高は90億円(前年同期比9.0%増)、営業利益は18.6億円(同7.2%減)であった。4月から店頭価格の値上げを実施した。国内と海外の店舗のうち9割超を占めるFC加盟店向けの卸売価格は据え置いているので、会社への利益貢献はこれからだ。値上げ後も売上高は堅調となっている。
コメダホールディングスは7月13日、2023年2月期第1四半期の連結決算を発表した。売上高は90億円(前年同期比9.0%増)、営業利益は18.6億円(同7.2%減)であった。期初に想定した通期業績予想は、売上高370億円、営業利益80億円、当期利益54億円としていたが今回の修正はない。
今第1四半期には、外食産業のまん延防止等重点措置が3月21日に全面解除されたものの、コロナ禍の収束が見通せないこととサプライチェーンの混乱、円安による原材料費とエネルギー価格の上昇など、事業環境は不透明かつ厳しさが続いている。
今期に入り、コメダの店舗純増数は日本で5店舗、海外(台湾)で4店舗、新業態で1店舗の10店舗となっている。また、4月から店頭価格の値上げを実施した。国内と海外の店舗のうち9割超を占めるFC加盟店向けの卸売価格は据え置いているので、会社への利益貢献はこれからだ。値上げ後も売上高は堅調となっている。
1968年に名古屋でコメダ珈琲店は開業した。「珈琲所 コメダ珈琲店」は全国展開し台湾や上海でも運営している。ドリンクを1杯注文すれば「選べるモーニングセット」が無料で付くことや、自宅のリビングのようにゆったりとくつろいで過ごせるフルサービス型(店員がお客を席へ案内、お水・おしぼりの提供、注文のうかがい、注文された商品を提供)が特徴だ。海外では、台湾での営業実績に加え、香港及びインドネシアへの出店準備が始まっている。
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