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「無限列車は鬼滅だけど、霧幻鉄道は不滅です」 映画監督と主演に聞く(後編)杉山淳一の「週刊鉄道経済」(1/7 ページ)

福島県の会津若松駅と新潟県の小出駅を結ぶJR東日本の只見線を、奥会津の風景とともに年間約300日、30年間以上も撮影し続けたのが星賢孝氏だ。氏の主演する映画『霧幻鉄道 只見線を300日撮る男』の全国展開が始まる。映画の魅力と只見線のこれからを、星氏、監督の安孫子亘氏に聞いた(後編)。

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 福島県の会津若松駅と新潟県の小出駅を結ぶ、JR東日本の只見線。2011年7月の新潟・福島豪雨により3つの鉄橋が流出し、会津川口〜只見間が不通になった。

 約135キロメートルのこの長大なローカル線を、奥会津の風景とともに年間約300日、30年間以上も撮影し続けた星賢孝氏。肩書きは奥会津郷土写真家だ。

 しかし星賢孝氏は「只見線を最も美しく撮る人」として鉄道ファンに知られている。

 星賢孝氏を主役に据え、2022年2月に福島県で先行上映が始まった映画が『霧幻鉄道 只見線を300日撮る男』。7月29日から東京の渋谷と吉祥寺でロードショーが開始され、いよいよ全国展開が始まる。

 『霧幻鉄道 只見線を300日撮る男』の魅力と、11年ぶりに全線で運行を再開する只見線のこれからについて、主演の星賢孝氏、監督の安孫子亘氏に聞いたインタビューの後編をお送りする(前編はこちら)。


奥会津郷土写真家で、映画『霧幻鉄道 只見線を300日撮る男』の監督、安孫子亘氏(左)と主演の星賢孝氏(右)
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