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【解説】悪用されたKyashの後払い「イマすぐ入金」 不正の手口と課題はどこに?:金融ディスラプション(1/3 ページ)
決済サービスKyashの機能を悪用し、チャージされた30万円あまりをだまし取ったとして、中国人ら4人が逮捕された。7月20日、NHKが警視庁への取材として報じた。いったい何が起こって、どんな課題があったのだろうか。
決済サービスKyashの機能を悪用し、チャージされた30万円あまりをだまし取ったとして、中国人ら4人が逮捕された。7月20日、NHKが警視庁への取材として報じた。いったい何が起こって、どんな課題があったのだろうか。
報道を受けて、Kyash側は、「悪意ある者による当社サービスの不適切利用によるものであり、外部からの不正アクセスや情報漏えいによるものではありません。また、本件による他のユーザーの皆さまへの被害・影響は一切ありません」とコメント。Kyash側の問題による事件ではなく、Kyashは詐欺の被害者の一人だという立場だ。
不正があったのは、Kyashが2021年7月から提供している後払いサービス「イマすぐ入金」。利用者は、アカウントを作成したのち、Kyash内のプリペイドカードに3000円から5万円の範囲でチャージを行い、Visa加盟店で利用できる。チャージした額は、翌月末にコンビニなどで手数料とともに返済する。
今回、チャージしただけで返済を行わなかったことが詐欺に問われたとみられる。
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