22年下半期に流行するアニメ 3位「僕のヒーローアカデミア」、2位「呪術廻戦」、1位は?:LINE流行調査(1/2 ページ)
無料通信アプリを手掛けるLINEは「22年上期における若年層の流行に関する調査」を実施した。22年上半期は3月と6月の2回実施し、TOP10が大きく入れ替わる結果になった。6月の最新調査ではアニメ「SPY×FAMILY」(12.1%)の流行が急上昇し、1位になった。
仕事に役立つ調査データ:
消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
無料通信アプリを手掛けるLINE(東京都新宿区)は「22年上期における若年層の流行に関する調査」を実施した。22年上半期は3月と6月の2回実施し、TOP10が大きく入れ替わる結果になった。6月の最新調査ではアニメ「SPY×FAMILY」(12.1%)の流行が急上昇し、1位になった。
同調査は、四半期ごとに全国の15〜24歳の男女を対象に、最近の流行について自由記述形式で回答してもらう。今回もLINEユーザー約4700人から回答を得た。
首位の「SPY×FAMILY」に続き、2位はSNSの「TikTok」(5.1%)、3位はゲームの「Apex Legends」(4.1%)、4位もゲームの「プロジェクトセカイ カラフルステージ!feat.初音ミク」(3.0%)、5位は男性アイドルグループの「なにわ男子」(2.0%)という結果になった。
SNS関連は強く、「TikTok」が3月調査の3位に続き、今回も2位と上位にランクイン。8位「YouTube」、9位「Instagram」とSNSが10位以内に3つランクインした。
ゲームタイトルでは前回5位の「Apex Legends」が今回3位と順位を上げた。「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat.初音ミク」は前回の11位から4位に上昇した。
3月調査で最も関心が高かった「ロシアのウクライナ侵攻」の割合は大幅に減少したものの、依然として50位以内に入る結果となった。
6月期の総合11位以降のランキング
6月期の総合11位以降のランキングでは、お笑いタレントの「なかやまきんに君」が11位にランクインし、前回51位から大幅に上昇した。12位には映画「五等分の花嫁」、20位には「スターバックスコーヒー(メロンフラペチーノ、スタバなどの回答を含む)」、24位には「日本プロ野球」がランクインした。
アニメ「ONE PIECE」は前回133位から26位、さらに28位には「壱百満天原サロメ(にじさんじVTuber)」が急上昇する結果となった。
関連記事
- ブランド失墜――セサミの人気キャラ「黒人の少女を拒否」 誤った対応、経営リスク招く恐れも
米国の人気子ども番組「セサミストリート」をテーマにした遊園地で、黒人の女の子2人をキャラクターが拒否して通り過ぎたように見える動画がSNSに投稿され「人種差別ではないか」との批判が集まっている。遊園地側は「誤解を招いた」として謝罪した。 - 「父の敵討ち」――魚に紫外線あてアニサキス検出 大手スーパーも導入する板金加工メーカーの技術とは?
サバやアジなどに寄生するアニサキスによる食中毒被害が後を絶たない。そんな中、和歌山県紀の川市の板金加工メーカー、エムテックが、魚の切り身に紫外線を当ててアニサキスを検出するハンディ型装置を開発した。 - 悪質クレーマーは「排除の対象」と判断を――乗客怒鳴ったJR駅員の対応、弁護士はどう見る?
JR山手線の渋谷駅で、線路に財布を落とした男性が非常停止ボタンを押し、駅係員が激高する様子を映した動画がSNSで拡散し、波紋を呼んだ。身勝手な行動を取る利用客に対して、企業はどう向き合うべきなのか。 - 刺身に電気を流して「アニサキス」撲滅 苦節30年、社長の執念が実った開発秘話
魚介類にひそむ寄生虫「アニサキス」による食中毒被害が増えている。この食中毒を防ぐため、創業以来30年以上に渡り、アニサキスと戦い続けてきた水産加工会社がある。昨年6月、切り身に電気を瞬間的に流してアニサキスを殺虫する画期的な装置を開発した。開発秘話を社長に聞いた。 - KDDI高橋社長の緊急会見 「賞賛」と「炎上」の分かれ道はどこにあったのか
大規模な通信障害を起こした通信大手のKDDI。総務省に早期の情報公開を促されて記者会見を開くなど、初動の遅れに批判が集まった一方で、会見で見せた高橋誠社長の説明にはネットユーザーを中心に評価の声が上がる。KDDIの緊急会見から、企業が教訓として学べることは何なのか。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.