22年下半期に流行するアニメ 3位「僕のヒーローアカデミア」、2位「呪術廻戦」、1位は?:LINE流行調査(2/2 ページ)
無料通信アプリを手掛けるLINEは「22年上期における若年層の流行に関する調査」を実施した。22年上半期は3月と6月の2回実施し、TOP10が大きく入れ替わる結果になった。6月の最新調査ではアニメ「SPY×FAMILY」(12.1%)の流行が急上昇し、1位になった。
男女年齢別では?
男女年齢別では、男女ともにすべての年齢層で「SPY×FAMILY」が1位にランクインした。特に女性の割合が高いが、年齢層では大きな差はみられなかった。
女性では全体2位だった「TikTok」が上位となり、女性15〜18歳、19歳〜22歳では2位だった。また、女性の全ての年齢層で「なにわ男子」「BTS」「Snow Man」といったアイドルや音楽グループがランクインした。
男性では、全体3位だったバトルゲームの「Apex Legends」が、男性の全ての年齢層で上位3以内にランクインした。また、男性15〜18歳、19〜18歳で「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat.初音ミク」が上位10位以内にランクインし、特に男性15〜18歳では3位となった。また男性15〜18歳では、他にも「原神」や「モンスターストライク」のゲームタイトルが並び話題になっている。
22年下半期に人気が出ると思うものは?
22年下半期に人気が出ると思うものについて聞いた。「ゲーム編」では「Splatoon3」(21.5%)が全体1位となり、2位は「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」(18.1%)、3位は「Apex Legends」(15.9%)がランクインした。
男女の傾向として、男性はほとんどのゲームにおいて女性よりも割合が高く、女性の割合がやや高かったのは「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat.初音ミク」で2位となった。
「アニメ編」では、「SPY×FAMILY」(53.2%)がまたもや1位となり、特に女性は6割弱と男性より割合が高かった。2位は「呪術廻戦」(22.1%)、 3位は「僕のヒーローアカデミア」(15.9%)がランクインした。
「アニメ映画編」では、「ONE PIECE FILM RED」(17.9%)が1位にランクインし、2位は「からかい上手の高木さん」(14.6%)、3位は「転生したらスライムだった件」(13.3%)だった。「アニメ映画編」のランキングは男女ともに上位3位が同じ作品という結果だった。
現在大人気の「SPY×FAMILY」は下半期も人気を維持できるのか、注視される。
今回の調査は、日本全国の15〜24歳の男女を対象に、インターネットで行った。期間は6月1〜3日、有効回答数は4753人。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
ブランド失墜――セサミの人気キャラ「黒人の少女を拒否」 誤った対応、経営リスク招く恐れも
米国の人気子ども番組「セサミストリート」をテーマにした遊園地で、黒人の女の子2人をキャラクターが拒否して通り過ぎたように見える動画がSNSに投稿され「人種差別ではないか」との批判が集まっている。遊園地側は「誤解を招いた」として謝罪した。
「父の敵討ち」――魚に紫外線あてアニサキス検出 大手スーパーも導入する板金加工メーカーの技術とは?
サバやアジなどに寄生するアニサキスによる食中毒被害が後を絶たない。そんな中、和歌山県紀の川市の板金加工メーカー、エムテックが、魚の切り身に紫外線を当ててアニサキスを検出するハンディ型装置を開発した。
悪質クレーマーは「排除の対象」と判断を――乗客怒鳴ったJR駅員の対応、弁護士はどう見る?
JR山手線の渋谷駅で、線路に財布を落とした男性が非常停止ボタンを押し、駅係員が激高する様子を映した動画がSNSで拡散し、波紋を呼んだ。身勝手な行動を取る利用客に対して、企業はどう向き合うべきなのか。
刺身に電気を流して「アニサキス」撲滅 苦節30年、社長の執念が実った開発秘話
魚介類にひそむ寄生虫「アニサキス」による食中毒被害が増えている。この食中毒を防ぐため、創業以来30年以上に渡り、アニサキスと戦い続けてきた水産加工会社がある。昨年6月、切り身に電気を瞬間的に流してアニサキスを殺虫する画期的な装置を開発した。開発秘話を社長に聞いた。
KDDI高橋社長の緊急会見 「賞賛」と「炎上」の分かれ道はどこにあったのか
大規模な通信障害を起こした通信大手のKDDI。総務省に早期の情報公開を促されて記者会見を開くなど、初動の遅れに批判が集まった一方で、会見で見せた高橋誠社長の説明にはネットユーザーを中心に評価の声が上がる。KDDIの緊急会見から、企業が教訓として学べることは何なのか。



