トヨタ、スープラの特別仕様車を発売 専用色のマットホワイトカラー採用:6速マニュアル
TOYOTA GAZOO Racingは、スープラの一部改良モデル「RZグレード」の6速マニュアルトランスミッション仕様に、特別仕様車「RZ“Matte White Edition”」を設定し、50台限定で発売する。専用の外板色「マットアバランチホワイトメタリック」を採用。スポーツカー需要に応える。
TOYOTA GAZOO Racingは、スープラの一部改良モデル「RZグレード」の6速マニュアルトランスミッション仕様に、特別仕様車「RZ“Matte White Edition”」を設定し、50台限定で発売する。専用の外板色「マットアバランチホワイトメタリック」を採用。スポーツカー需要に応える。
専用外板色「マットアバランチホワイトメタリック」と内装色「タン」を組み合わせ、スポーツカーらしさと上質さを兼ね備えた。その他、助手席前の“Matte White Edition”カーボンオーナメントや、おくだけ充電などが限定仕様となっている。抽選販売への申し込みは8月21日まで受け付け、9月から順次商談を始める。
また、スープラの一部改良モデルも並行して販売。10月頃からの販売開始を予定している。シャシー制御系(AVS、EPS、VSC)を見直し、操舵フィーリング、限界域でのコントロール性を向上。スープラのハイパワーエンジンに合わせた6速マニュアルトランスミッションを新規開発し、RZグレードに設定した。
メーカー希望小売価格は、RZが731万3000円、RZ“Matte White Edition”が789万円。SZが499万5000円、SZ-Rは601万3000円(いずれも8速スポーツオートマチック)。
スープラは1978年に初代が誕生。以降、直列6気筒エンジンのFR車という特徴を継承し続けている。現行のスープラは、トヨタのフラッグシップスポーツカーとして2019年に登場。02年の生産終了以来17年ぶりに復活し、スポーツカー需要に応えている。
数々のモータースポーツでも活躍し、現在もSUPER GTに参戦。第3戦終了時点、GT500クラスでドライバーランキング・チームランキングの首位に立っている。スープラをベースとしたレース専用車両のGR Supra GT4は、発売から約1年半で累計販売台数50台を達成した。
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