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東京ドーム、宿泊などに使えるユーティリティートークン発行 三菱UFJ信託の「Progmat UT」利用

東京ドームは7月29日、宿泊や入場券として利用できるユーティリティートークン(UT)の発行を開始した。三菱UFJ信託銀行のブロックチェーンプラットフォーム「Progmat UT」上で発行し、利用者はβ版のウォレット「Token Wallet」にて管理を行う。

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 東京ドームは7月29日、宿泊や入場券として利用できるユーティリティートークン(UT)の発行を開始した。三菱UFJ信託銀行のブロックチェーンプラットフォーム「Progmat UT」上で発行し、利用者はβ版のウォレット「Token Wallet」にて管理を行う。

 UTとは、NFTの技術を用いて株主優待などの特典や、サービスに関する利用券や会員権をブロックチェーン上でトークン化したもの。デジタルデータでありながら、ブロックチェーンを使うことで、他の人に直接譲渡できるなどの特徴がある。

 今回東京ドームは、2種類のUTを発行する。東京ドームホテルの宿泊プラン(11万円)と、スパラクーアの60日間パス(5万8000円)の2つ。


東京ドームが発行するUTの利用イメージ

発行するUTの概要

 三菱UFJ信託銀行は、不動産などをデジタル証券化したST(セキュリティトークン)の発行も手掛けており、STとUTを一体的に発行する事業者のニーズや、UTのみを発行したい事業者のニーズに応えていく。一定期間は無償でβ版を提供する予定。

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